Vol.1 小春

断脚

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断脚 〜小春15歳の冬〜
秋の始まり、小春の左踝の腫れが目に留まりました。特に不自由な様子もないので、市川先生に相談をして棗の手術の日に診察の予約して様子をみていました。
相変わらず食欲もあり、夜は階下にある私のベッドに潜りこむ小春でしたが、ここ数週間で腫れは赤ちゃんの拳大に成長、予約日を待ちきれず市川先生のところへ連れてゆきました。
触診からのお見立ては、踝を取り巻く悪性の腫瘍でした。根治を目指すのであれば断脚をしての抗癌剤、放射線治療、腫瘍の部分切除であればやがて遠隔転移をする癌の痛みを和らげながら死を受入れてゆく緩和治療になるとの説明でした。
15歳という年齢、緩和治療で死ぬまでの小春の苦痛、三本脚の生活、手術までに越えなければならないプロセス、治療費、先生の判断、私の質問に忌憚のない答えを頂き、決めるのは飼い主さんですよと、4日間の猶予を頂きました。
私はこれまで、猫たちのあるがままの人生を受け入れ寄り添ってきました。今回は、私が決めなければなりません。あと1日しっかりと向き合います。小春は、どうしたい?

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