野生生物と社会学大会 テーマセッション『ペット』のターゲットは、まさに『ネコ』。
ネコがこんな悪さをしてるよ。ネコのせいで生態系破壊や感染症媒介が起こって大変なことになってるよと、これでもかという現実の羅列。ネコが、ネコがと責め立てられると、ネコ命の私には針の筵に座っているようでしたが、先生方の真意は、ネコが憎いわけでも、この際抹殺するぞと言うわけでもなく「イエネコが幸せに生きてゆくことを阻害すること」が、こんなにありますよという問題提起
そもそもイエネコは、ネズミを獲るために生み出された家畜。ヤマネコ群のように一切人に依存しない種と違って、ちゃんと責任を持って管理しなきゃいけない生き物です。半野生化して管理の及ばないノネコやノラネコや放し飼いのネコが起こす害は、ひとが引き起こしている害にほかならない。
なりたくてなったノラネコやノネコではないはず。手っ取り早く殺処分じゃなくて、地道な個体数調整を責任をもってはじめないとね。




机上論でなく、直接猫と向き合う飼い主やネコが大好きでたまらない人たちが、そこのところをしっかり理解すべき、大好きなネコたちが、SFTS、トキソプラズマなどの人獣共通感染症の媒介者となって、人やネコを殺しちゃうかも知れないっていうのだから、阻止しないとだめでしょ。
やっぱりイエネコは完全室内飼いです。ノネコ、ノラネコを生み出さないためにどうにかしないとこの問題は終わらない。脱走防止なら役に立てるかもしれない。